【6/29　ON Air 】小室友里 × 山内晶人

小室　今週はBNI神戸東エグゼクティブディレクターの山内晶人さんと2人でお送りします。山内さん、改めまして『チャプター』についてご説明いただけますか。

山内　BNIにおけるチャプターとは、活動の最小単位となっており、1人1つ、チャプターに所属していただきます。メンバーの方はそれぞれ専門分野をお持ちですが、チャプター内に同じ専門分野の方は入れません。神戸東リージョンには現在10チャプターあり、新たに3チャプターが立ち上げ準備中です。

小室　この専門分野って、わかるようでわからない、もしかしたらBNI専門用語なのかな、と思うのですが。

山内　一般的には、職業、ですが、もう少し『専門家』という意味を含みます。税理士さんの例を挙げると『あなたは何の専門家ですか』と聞いた時に、会社の税務をみています、という税理士さんもいらっしゃれば、相続税に特化しています、という税理士さんもいらっしゃいますので、この場合は2人の税理士さんが同じチャプターに参加することができます。

小室　チャプターごとに行われる90分のミーティングではどのようなことをしていますか。

山内　まずはゲストの方も含めて全員がプレゼンテーションを行います。大体一人30秒程度で、自分の専門分野だったり、どういった方を紹介してほしいのか、ということを全員に伝える・・・これを毎週行っています。

小室　山内さんが思う、上手なプレゼンテーション、というのはありますか。

山内　具体的に伝えることですね。たとえば、不動産関係の方が『家が欲しい人を紹介してください』と聞いたら・・・小室さんなら誰を紹介しますか。

小室　えっと・・・ちょっと出てこないですね。

山内　逆に家がいらない人、というのもいませんよね。

小室　欲しいけど今はいらない、とかならありそうですが。

山内　では『小室さんのお知り合いの方で、40代前半の男性でお子さんが2人いて、まだ賃貸マンションに住んでいらっしゃる方をご紹介いただけますか』と聞かれたらどうですか。

小室　思い浮かびました！

山内　そうですよね。つまり、」そうやって思い浮かべてもらうことで紹介につなげてもらいます。

小室　あくまで紹介であって買ってくれる人、ではないのですね。

山内　商談相手ですね。見込み客を紹介してください、と。

小室　BNIではさまざまなビジネストレーニングも提供されていますが、どのようなことを学べるのでしょうか。

山内　先ほど話題になったプレゼンテーションについてもありますし、自分の紹介して欲しい人をいかに具体的に伝えるか等、2時間の研修で作り上げていったりします。また、人と新たに知り合ったところからどうやって信頼関係を築いていくのか、というものもあります。さまざまなビジネス研修はBNIの研修ではなくビジネスパーソンとして必要なスキルを高める研修を提供しています。しかも39年間常に試行錯誤し改良を続けてきたビジネス研修を受けていただくことができるのが大きなメリットだと思います。

小室　このBNIの歴史の中でも進化をしていくからこそ時代に合わせたリファーラルマーケティングが可能になっていくのですね。

山内　BNIの価値観の1つに、伝統と革新というものがあります。変えてはいけないものを守り、変えられるものはどんどん改良していこう、というのがBNIのスタンスの１つですね！

小室　それでは今週は山内さんの元気になる曲をお届けしたいと思います。

Mötley Crüe / Kickstart My Heart

小室　この曲を選んだ理由を教えてください。