2025.6.30 / 

Interview

司法書士・有村さんが語る「安心のつくり方」


こんばんはの挨拶からスタートした、とある金曜日の打合せ。今回の主役は、TAKAMIチャプターで活動する司法書士・有村湧水さん。初登場の緊張とワクワクが混ざる収録前夜の空気をたっぷり含んだインタビューになりました😊
初めての方にも細やかな心配りが“司法書士品質”。この丁寧さが、後のエピソードともぴったり重なります( ˘ω˘ )

目次

1. BNIとの出会い
——「例会がしたい!」から始まった立ち上げ期
 
2. 専門職としてのよろこび
——不安が“ありがとう”に変わる瞬間
3. 難しさとの向き合い方
——感情への伴走と、専門家連携
4. BNIで起きた内面の変化
——“話すのが苦手”からのアップデート
5. 趣味が教えてくれるもの
——ご当地靴下と御朱印の小さな幸福
6. 音楽が区切る金曜日
——Tani Yuukiさんの「Cheers」
7. これからの夢
——1〜2年のうちに叶えたいこと
8. 仕事に効く!
——実践Tips(経営者・専門職向け)
9. まとめ
——安心をつくる人の、静かな熱量

 
 

1.BNIとの出会い
——「例会がしたい!」から始まった立ち上げ期


 
司法書士2年目の有村さんがBNIを知ったきっかけは、事務所代表や同ビルの不動産会社のご縁。見学で訪れた神戸・アルバトロスチャプターの定例会に衝撃を受け、「全く異なる業種同士が、その場で仕事に繋がっていく」ライブ感に心を掴まれたそう。
立ち上げ期は説明会が中心で、正直“本番”の手応えは少なめ。それでも、「やっと例会ができる!」と、ステージに立つ前のアスリートのような高揚感があったと振り返ります。

立ち上げは地味な準備の連続。そこを楽しめる人は、例会が始まると一気に熱度を増して加速していく——BNI“あるある”ですね。

 

2. 専門職としてのよろこび
——不安が“ありがとう”に変わる瞬間

相続のご相談で初めて司法書士と向き合う方は、たいてい不安を抱えています。預金解約や登記の手続きなど、一つずつ課題をほどく伴走を続けた先に、ふっと見せてもらえる笑顔と「ありがとうございました」の言葉——。

 

「最後に少し笑顔になって帰られる瞬間が、いちばん嬉しい」

 

専門職の価値は、書類を仕上げることだけじゃない。“安心の体験”を設計することそのものなのだと、強く伝わってきました。

 

3. 難しさとの向き合い方
——感情への伴走と、専門家連携

法律上どうしても難しい選択をお伝えしなければならないとき、感情が先行して話が進みにくくなることがあります。また、同じ質問が日々繰り返されるケースも。でも有村さんは、

• 感情と情報の速度差を認める(急がせない)
• 繰り返しの問いに同じ品質で答える(不安のサインだから)
• もめ事の兆しが見えれば弁護士へ適切に橋渡し

と、“誠実さの一貫性”で向き合っていま。BNIの枠を越え、行政書士・税理士・社労士などパワーチームでの連携にも前向き。最近は会社設立まわりの連携も強化中です。

経営者になると、ついつい“正解”を急ぎ求めがちな場面もあります。だからこそ感情に待ち時間を用意できる人は信頼される。これは性別・世代問わず効くコミュニケーション心理の鉄則ですよね🧠✨

 

4. BNIで起きた内面の変化
——“話すのが苦手”からのアップデート

実は有村さん、もともと人前で話すのが得意ではなかったそう。ところが、エデュケーションコーディネーターを務め、毎週5分のミニプレゼンを重ねるうちに、緊張は楽しさへと変化。1to1も、気づけば会話が広がるようになっていました。
習慣が才能を上書きする。小さな成功の積み重ねは、自己認知の書き換えそのものですね(ง •̀_•́)ง

 

5. 趣味が教えてくれるもの
——御朱印の小さな幸福

旅先での趣味は御朱印集め。昨年は家族で出雲大社へ行かれたそうです。ページが埋まっていく達成感は、日常に良いリズムをくれるといいます。

 

6. 音楽が区切る金曜日
——Tani Yuuki さんの「Cheers」

BNIの活動日は金曜。帰り道に聴くのは「Cheers」(Tani Yuuki )。その一節が、1週間の区切りと小さな祝杯を連れてくる。仕事モードから生活モードへ、心をやさしく切り替えるマイルールです🍻 そりゃあ、ビールも美味しくなるってもんで。
 
 

 

7. これからの夢
——1〜2年のうちに叶えたいこと

プライベートでは1〜2年以内に結婚して、子どもとともにあたたかな家庭を築きたい。仕事では、地域の人が勇気を出して相談できる場所であり続けたい。その“静かな決意”に、未来の輪郭が見えました。
「安心を渡せる人」は、自分にも安心を育てるのが上手です。自分が満たされていなかったら相手も満たせない。やさしい循環って、こうして始まるんだと思います🌱

 

8. 仕事に効く!実践Tips(経営者・専門職向け)

さてここで、有水さんからとっておきのTipsをお預かりしました! ぜひ参考にしてくださいね!

① 不安対話の“型”を用意する(相続・士業向け)
• ラベリング:「戸惑いがおありですよね」→感情を言語化
• 要約:選択肢を3つ以内に絞って要約
• 次の一歩:今日やることを30分以内の行動で提示(例:必要書類の写メ)

 

結論を急ぎたい“論理脳”と、不安を鎮めたい“感情脳”は別回路といえます。まず安心→次に情報の順番が、ミスもクレームも減らしますよ🫶

9. まとめ
——安心をつくる人の、静かな熱量

“例会がしたい”と目を輝かせた立ち上げ期。相続の現場で丁寧に不安へ伴走する姿勢。BNIで育ったスピーキングと、ささやかな趣味や音楽が支える生活のリズム。安心をつくる人の足取りは、いつも静かだけれど、とても頼もしい。そんな有村さんの今日に、心からのCheersを🥂

 

 

クレジット
• インタビュー・構成:小室友里(男女コミュニケーション心理士®︎/Kiss FM KOBE サウンドクルー)
• 取材協力:BNI 高チャプター/司法書士・有村さん

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ この記事をシェアする /

Related 関連記事